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火鉢でモチを焼く

by 保科由貴

近所の骨董バザールで手あぶり火鉢を3千円で手に入れました。

そもそも10月あたりに火鉢を買おうと思い立ち、火鉢倶楽部の中村さんに質問したり、インターネットで調べたりして、妄想の花が膨らんでいた頃、たまたま入った骨董屋さんの店主が火鉢歴30年のプロでして。

「本気で楽しもうと思ったら、鉄瓶含めて10万円はかかるよ。火鉢というのは贅沢品。でも大人の嗜みだからね、面白いよ」この言葉を受けて「うむ。来年以降にしよう」と諦めていたのですが(笑)先日、バザールで一目見てお持ち帰り。

我が家は小さな間取りですので、結果的に手あぶり程度の火鉢で丁度よかったのかもしれません。火鉢に灰を入れ、コンロで炭に火をつけ10~20分程。火の粉のパチパチという音に耳を澄ませると、なんとも静かで清浄な空気が部屋を満たします。

火鉢というのは平安時代に中国からやってきて、1000年以上もの長い間(昭和30年頃まで)どこのお家にもあった暖房器具なのですが、ここまで文化として根付いたのは日本だけなのだそうです。

実際に使ってみると、どうしてこの贅沢で豊かな時間の流れを、日本人は簡単に手放したのだろうと不思議な気持ちになります。手をかざすと、エアコンやストーブでは感じられない、内側からジワ~ッとくる暖かさに感動します。しかも網を置けば簡易バーベキューもできちゃう。日本的ヒュッゲですね。

年末年始の2日間は完全にお休みできたので、バイオリンも弾かずに、思う存分お掃除をしたり、忘年会で余った食材を片付けたり、火鉢でアレヤコレヤ焼いたりして、飲み食いしておりました。

無水鍋でお汁粉&お雑煮作り

余った柚子は細かく刻んで白みそとてんさい糖で和えて柚子みそに。残りはホットワインに投入。

今年も皆さまにとって、素晴らしい一年となりますように!

酔っぱらって撮った☝︎謎の一枚


保科由貴
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