LOG IN

朝の新習慣

by 保科由貴

同じ音楽教室で講師をしている、大好きなナナコ先生(母校の先輩でもあります)が、わたしの低血圧を心配して

「健康診断は受けてるの?」

「ううん!受けたことない」

翌週、顔を合わせたときには・・・

「病院は調べた?」

「ううん!調べてない」

毎回、げんきいっぱいNO!と答えるわたしに、呆れつつも笑ってくれる先生。アルコールを飲むと記憶が飛ぶのは、もしかして低血圧のせいなのか調べてくれたり(ただの飲みすぎです)優しいお氣持ちが、とてもありがたくて。

帰り際、真顔で「きちんと調べるんだよ」と念を押され、心打たれたワタクシは、朝のジョギングを再開することに決めました。

「オラ、心肺機能を上げて、病院へ行かなくて済むようにするヨ!!」

ちょっと時間はかかるけど、待っててね♡ナナコ先生(たぶん、怒られる)

最近サボリ気味でしたが、ハーフマラソンに出ていたこともあるので、病院へ行くことに比べたら、走ることは苦ではないのです。そして始めてみたら、まぁ氣持ちの良いこと!

朝の清浄な空気を胸いっぱい吸い込んで公園へ行くと、太陽の光で池が眩しく煌めいています。ベンチに座って静かに水面を眺めるおじいちゃんのまわりでは、スズメたちがチュンチュンと一斉におしゃべり。

可愛らしいワンコや、外国のおじさんに、抜きつ抜かれつ1周したあとは、ラジオ体操をしている人たちを遠目に捉えながら、こっそりと参加。

ゴール地点で出会う女子高生は、木々の中をいつもゆったりと歩いていて、素敵だなぁと感心してしまいます。

わたしが同じ時分の頃は、夜は終電で帰り、朝は4:30起きの朝練生活。いつも時間ギリギリ、移動は常に前のめりの小走りでしたので、彼女のように朝から余裕を持って過ごせていたら、人生も変わっていただろうなぁと思います。

今までの人生を振り返ると、落ち込んでどうしようもなくなると「一生懸命走る」傾向があって、そうすることで、人生が少し前へ進むように思うのです。どこへ辿り着くのかわからないけれど、ここから先の人生も、一歩ずつ丁寧に、まっすぐ生きていきたいものです。

なんだか、高校生のときに言われた父の言葉を思い出しました。

「人はまっすぐ生きなきゃダメだ」

「なんで?」

「なんでもだ!」

そのときは心の中で(理由はよくわからないけど、なんでもなんだね)と思いましたけど、大人になって自問すると、理由はいろいろあっても、やっぱり「なんでも」なんですよね(笑)

( ゚д゚)…?

まっすぐ病院へ行くべきでしょうか?(このあと無理をし過ぎて体調不良になりました。ぷ)


保科由貴
OTHER SNAPS